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ogijunの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-05-21

読むと泣く

09:42 | はてなブックマーク - 読むと泣く - ogijunの日記 読むと泣く - ogijunの日記 のブックマークコメント

僕はユーラシア大陸の真ん中で遭難していた。非常用マニュアルに従ってGPSで地球上の位置を確認し、イリジウム携帯でオフィシャルの緊急番号を呼び出す。「ゼッケン39番、423kmを過ぎたところでミスコースしました。北緯50度09.803分、東経93度10.325分の地点で砂に埋まってスタックしています。これ以上は走行不可能です。救助を要請します。」とっくに真夜中は過ぎて、一寸先も見えない漆黒の砂漠の中でひとりぼっち。もう気力も体力も限界だ。僕はサラサラの砂に埋まったバイクの横に体を投げ出し、思い切り大の字になって夜空を見上げる。全身に熱がこもり、激しい動悸がおさまらない。ああ、いったいここはどこなんだろう…。

ゼッケン39番、救助を要請します

これは名文すぎう。本当にものすごくいいエッセイだった..。涙でくもってモニタが見えない。

バイク乗りならビビビっと来るこんな出だしのエッセイが、天の川銀河の謎に迫るX線天文学の話につながるのだ。そのパースペクティブは鳥肌モンだ。叙情的な書き方だが、最先端の科学のシビアさと楽しさが存分に伝わってくる名文だ。

ISASメールマガジンの海老沢研のエッセイがすごくイイ!! - ただのにっき (2008-05-20)
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