Hatena::Groupogijun

ogijunの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-07-14

iPhoneのデジャヴュ

02:30 | はてなブックマーク - iPhoneのデジャヴュ - ogijunの日記 iPhoneのデジャヴュ - ogijunの日記 のブックマークコメント

ここ3日間くらい中でiPhoneを触って勢いあまって***までしてしまったんだけど、やっぱ触れば触るほどこれはすごい、とうならざるを得ない。私は本業でとあるサービスのPC版と携帯版の両方を作ってて、携帯版は後発なのでPCの機能限定版というような感じのサイトをメンテしてる。前職ではかなりの時間を割いて携帯向けのサービスを開発していた。それがiPhoneを触った瞬間に全てが虚しくなってしまったというか、いままでの携帯っていったいなんだったんだろう? というような状態に急に直面して戸惑っている。これは日本がガラパゴス状態のパラダイス鎖国だからなんたらかんたらとかそんな小さな話じゃない。もっとずっと大きな枠組みの中で世界中で熱狂的に話題になれる携帯デバイスとはこういうものだ、ということを示してみたらそれがふだん慣れ親しんでいたMacで見てきた世界そのものだった、という本当に筆舌に尽し難いものすごいことだったのだ。

ふと、この感覚の一部はどこかで会ったことがあるなーと思い出したのだが、十数年も前にポケコンを何台も買い換えて持ち歩いていろいろいじくってたときに、PC互換機そのものを小さくしてしまったHP95LXとか100LXの登場時に感じた虚しさと同じようなものだったことに気づいた。誰だってそれが出来ると知ってたらやってたよ、みたいな。そんなことが出来たらすごいことになるに決まってるじゃん、みたいな。プログラマ視点でのiPhoneはあのとき電卓のマイコンをおぼえるかわりにPCのプログラムで済むようになって急に世界が広がってしまったポケコンの世界のドラマに予告されていたかのようだ。

ここでこの奇跡のプログラム環境がNeXTの系譜であることは言及しておいてもいいだろう。NeXTは現在のプログラマとしてここにいる私の原点だけど、私が秋葉原でリース落ちの中古のNeXTを自腹で買った1994年は私がHP100LXを買った年でもある。ポケコンはもうひとつの私の原点だったことをひさしぶりに思い出す。このポケコンというものが私にどんな影響を与えてくれたかということは稿を改めてまたいつかあとで書くかも知れないけれど、ともかく両者の交差したところにいまiPhoneというものがあるのだ。

トラックバック - http://ogijun.g.hatena.ne.jp/ogijun/20080714