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2011-04-30

地震の日のこと (5)

10:57 | はてなブックマーク -  地震の日のこと (5) - ogijunの日記  地震の日のこと (5) - ogijunの日記 のブックマークコメント

相方を会社に送り届けたあと、自分は徒歩で家に戻ることになった。そこから家までだいたいの距離と方向はわかるのだが正確な道順がわからない。その時点で携帯電話もiPhoneも既に電池が切れていたので、まずは充電しようということでルノアールに入った。そこでコンセント借りて充電しながらようやくゆっくりネットを見てまわることが出来た。Twitterの私のタイムラインは同じく徒歩帰宅になった人が励ましあう場所みたいになっていて、そこに時折堀江さんが安否確認RTをしていた。

私は赤坂見附あたりから大井町まで歩いて帰るわけだが、だいたい南北線に沿って白金高輪から高輪台を抜けて五反田経由というルートがいちばんわかりやすそうだった。五反田あたりから歩いて帰るというのはよくやっているので後半の2,3kmは問題ない。22時くらいから歩きはじめただろうか。歩道はすごい人だった。車は全く動いていない。夜も更けてきただiPhoneにも地図データが降ってくるようになった。東京の中心部ではコンビニの商品がなにもなくなっていたが、南下するにつれて食べ物が残っているようになる。1時間半も歩いた頃には揚げ物とかホットスナック類まで残っていて、大崎まで来るとタクシーが流れ始めていた。待てば空車捕まえることも出来そうだったが、ここまで来たんだし最後まで歩くかと思ってそのまま歩いた。にゃんこクラスタは私がネコの安否確認のために家に帰るよー、というのを応援してくれていた。もちろんうちのあたりの揺れはたいしたことないし無事を疑っていたわけではなかったが、それでもありがたかった。そうして2時間少々歩いた末に家に辿り着いた。2匹のネコは寒そうにはしていたものの元気であった。出迎えてはくれなかった。にゃんずなりに緊張していたのではないだろうか。部屋は本棚の本が床に落ちて大変なことになっていたしベッドの上も本の山になっていたが、普段からこんな散らかり方してるので地震が起きなくてもこうだったかも知れないというような気もする。

その後、余震の度に普段は傍若無人なシロにゃんがびくびくし、繊細なサラにゃんは揺れには動じない。反応が全く違うのが面白い。よくまあこんな対照的な組み合わせになったよなあなどと思った。無事を感謝しつつ次の日に備えた。

次の日は次の日でまたいろいろとあったしその後もなんだかんだでがらりと生活が一変してしまったのだが、その話はまた別にすることにする。引越とか。とりあえず当日の様子としてはこんなものかなー。

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2011-04-29

地震の日のこと (4)

10:21 | はてなブックマーク -  地震の日のこと (4) - ogijunの日記  地震の日のこと (4) - ogijunの日記 のブックマークコメント

2週間ぶりである。1日の、それも午後だけの出来事を書くのにいったい何日かかっているのか。

ともかくダメもとで相方を引っぱりつつ暗い路地を歩いて目的の宿を目指した。表通りは徒歩帰宅の人でごったがえしていたが、このへんまで来るともう歩いている人はいない。街灯もいつもより少ない気がする。既に暗くなっている道を少し迷いながらなんとか到着した。

1Fでお店の人とその友人たち、お客さんの一部などがテレビを見ながら話していた。同じように尋ねてくる人た多いらしく、お店の人には入った瞬間に「満室だよー」と言われた。だがHotels.comのことを話してみたところ果たしてやはり予約は届いていないという。まあ仕方ないよな。もう定員以上受け入れているので部屋は用意できないのだが、宿の皆さんは我々に同情していろいろと気付かってくれた。歩いて帰るのが大変だったら自転車貸してあげようか? とも言われたのだが、相方は身重なので自転車でごつごつと振動を感じながら何kmも走るのは無理だろうということで丁重に辞退する。ではということで情報収集がてら束の間の暖を取っていったらどうかとすすめられる。実はこのときまでテレビはほとんど見ていなかったので、中継で流れていた映像のことなどいろいろ教えてもらい、被害がものすごいことを知る。まあこの時点で東京に伝わっていたのはその中でもごく一部だったことが後にわかるのだが。いろいろ親切にしてもらったので、今度誰か東京に来るときには紹介して使ってもらおうと思った。ということでここも出る。

この時点で相方はもう家に帰るのはあきらめた方がいいだろうという感じになった。ここまで歩いて来た道を引き返して会社に戻り、そこで夜を明かしてもらう外なさそうである。そこまで送り届けてから私はネコたちの様子を見るために自宅に徒歩で帰ることに。地震発生以来これまでずっと、今晩これからどうなるのかがよくわからずに不安定な精神状態を続けていたが、ようやく方針が固まったことでものすごい安堵感があった。会社に泊まるとか10km以上を歩いて帰るとかいうのはもちろん大変で、うまくいってよかったという感じではないのだけれど、宙ぶらりんの状態から解放されてやることが決まるというのはこんなにも安心するものなのである。この精神状態は興味深かった。

あと少し続く。

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2011-04-14

地震の日のこと (3)

05:25 | はてなブックマーク - 地震の日のこと (3) - ogijunの日記 地震の日のこと (3) - ogijunの日記 のブックマークコメント

誰も待っていない不定期連載の時間です。ともかくまあダメモトな感じで思い付く度にリダイアルしてたら、不意に繋がった。10回もかけてないので運がよかったのであろう。発信規制下でのリダイアルとか、昔を思い出して懐しい感じであった。相方は四ツ谷にいるという。近いので歩いて移動して合流することにした。全ての公衆電話に長い列が出来ている。到着して間もなくJR四ツ谷駅は閉鎖されることになった。まわりの人の会話から、今日はもうJRは動かないというのを知った。その他私鉄ももちろん全て止まっているが。相方はそのまま歩いて家まで帰れそうになかったので、近くのホテルをダメモトでのぞいてみるがどこもフロントが人でごったがえしていた。当然空室などあるはずもない。ドトールとかも営業してるところは軒並埋まっていた。小諸そばまで満席であった。そんななかでもSUBWAYが空いてたのがうっすらとした泪に似たものを禁じえない感じであった。ううむ、大丈夫か..。SUBWAY好きなのに。

それはともかく冷えてきた体を温めるためにどこかに入って座ろうという話になったのだが、そのような感じでチェーン店の類はだいたい埋まってたので目についたお店にぽんと入った。上海料理らしい。その時点では我々の他にはサラリーマンのグループ1組いただけであったがその後30分くらいで満席になった。あったかいものを食べるのはとても重要だなあなどと感じながら注文した2品をたいらげる。そこでいろいろ確認したのだが、最初に送信したSMSはお互い到着していなかった。しかしtwitter経由のメッセージは何通もちゃんと届いていた。Softbankの通話はほぼ無理であったがネットはたまに繋がる。継続的な利用は厳しいが、twitterAPI程度だと絶妙に利用できることがあった。これはかなり助かる。うちの猫たちにもtwitterやってほしいと思った。

ふと思いたってemobileを繋げてみたらこちらはまだ元気に利用できた。混んでない。これ幸いと楽天トラベルがなんとかつながって当日予約できそうな場所を見たらいちばん近くて上野とか出てくる。遠い。ダメだ。ざっと他のホテル予約のサイトを流してみたがどこも反応が鈍い。満室が返るのではなくてリクエストが完了しない感じ。しかしHotels.comでだけ近くの外人ハウスに3室空席があった。部屋を選んで予約を入れている最中にエラーになって、リロードしてみたら残り2室になっていた。焦ってもう一度やりなおしてひととおり送信するが、その頃からemobileの反応が鈍くなってきた。こっちもだんだん混んできたかなーー。予約できてるのかどうかわからん状態でHotels.comそのものがエラーになってしまうようになった。きっとリクエスト殺到してサービス側も過負荷なんだろうなあ。電話で確認しようにも繋がらないし、近くなので歩いて行ってみることに。

住所表示をたよりにたぶん5分くらいの道程を歩く。ところがiPhoneのネット接続が地図画像の転送に耐えられる状態ではなかったため、GPSが示すポイントがずっとグレーの背景にポイントされているという状態でMapが使えない。この心細さといったらなかった。しかしiPhoneを買うまではそうやって暮らしていたはずなのである。いったい数年前まではどうやってはじめての場所にたどりついていたのであろうか。目的地が少しは土地勘のあるところでよかった..。既に外は暗くなっていた。

続く。

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2011-04-11

地震の日のこと (2)

05:09 | はてなブックマーク - 地震の日のこと (2) - ogijunの日記 地震の日のこと (2) - ogijunの日記 のブックマークコメント

続くと言いながらいきなり1週間空いてしまうという。まあいいや。ともかく揺れがあったときにはあんまり深刻に考えてなくて、またどっかで大きい地震があったんだろうなあとかいう程度の認識だったということまで書きましたね。

でもよく考えてみたら打ち合わせの最中から上の階から人がどんどん降りてきて庭に集まっていたような気もする。自分で最初にあれ? 変だな、と思ったのは、ふと外を見たときに打ち合わせしてた会社から見える総武線の電車が、市ヶ谷駅を目前にして駅間で止まっていたことについてであった。その時点で揺れてからもう1時間以上経っていたのだが、その間ずっと電車止まってたのか? むむむ、これはおおごとかも...みたいな。そして会議室を出て上に行こうとしたら当然のようにエレベータが止まっている。このへんまできてようやく、呑気に打ち合わせとかしてる場合じゃなかったんじゃないの? という感じになってきた。

そしてネット見てみたら「揺れた」は当然として「ビルから出れん」だの「火事だ」だの「全員帰宅になった」だの「余震怖い」だのなんだの。電車は総武線だけじゃなく全線止まってるし、タクシー呼びに行った組は1時間も経った頃に「無理」みたいな感じで戻ってくるし、ふと通りをみるとすごい人数が歩いて帰ろうとしてるし、あれあれあれ、こりゃ本当に大事だと。

携帯電話も当り前のように発信規制である。相方にかけても繋がらない。慌ててもしょうがないのでSMStwitter経由でメッセージを入れて、適宜リダイアルすることに。向こうからもまだ連絡はなかった。

続く。

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2011-04-04

地震の日のこと

02:32 | はてなブックマーク - 地震の日のこと - ogijunの日記 地震の日のこと - ogijunの日記 のブックマークコメント

相方が自分のblogに地震の日のことを書いていたので、私も記録しておこうかなあと思い立つ。もう3週間以上も前のことなんだけど、いろいろ浮足立ってしまいゆっくり日記に落としているヒマがなかったなあ。

11日のちょうど地震の時間は市ヶ谷のとある出版社で打ち合わせをしていた。坂の途中に建っているビルで、1階が半分くらい地下になっているような構造になっている、その1階の会議室を借りていた。最初の揺れが来たときには、前日にも地震があったことを思い出して「ああ、またか」みたいな感じだった。その後すぐに来た2回目の揺れが長かった。ああ、長いねえ、これは大きいねえ、などと打ち合わせ相手と話していたりしたのだが、せいぜいその程度で呑気にかまえていたのである。様子が変だなと思ったのは、上の階から人がぞろぞろと降りてきて、庭に出始めてからである。打ち合わせに使っていた会議室は半分地下なこともあって、揺れている時間こそ長いがそれほど大きい揺れとは感じなかったのだが、上の階から降りてきた人が口々にすごい揺れだったと言う。しかしそれでもこちらは緊迫感がなく、その後1時間以上そのまま打ち合わせを続行してしまったくらいである。相手先の会社の人が「打ち合わせなんかしてる場合じゃないっすよ」みたいな口振りで上の状態を教えてくれたのだが、まだこの時点ではピンと来ていなかった。

続く。

megmeg2011/04/05 15:21地震の日はホント大変だったね。
わたしも直後はツイッターで
つぶやくのがやっとで
ブログはなかなか書けなかった。
これから、震災後に感じたことを
いろいろ書いてみたいと思います。

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