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2011-04-29

地震の日のこと (4)

10:21 | はてなブックマーク -  地震の日のこと (4) - ogijunの日記  地震の日のこと (4) - ogijunの日記 のブックマークコメント

2週間ぶりである。1日の、それも午後だけの出来事を書くのにいったい何日かかっているのか。

ともかくダメもとで相方を引っぱりつつ暗い路地を歩いて目的の宿を目指した。表通りは徒歩帰宅の人でごったがえしていたが、このへんまで来るともう歩いている人はいない。街灯もいつもより少ない気がする。既に暗くなっている道を少し迷いながらなんとか到着した。

1Fでお店の人とその友人たち、お客さんの一部などがテレビを見ながら話していた。同じように尋ねてくる人た多いらしく、お店の人には入った瞬間に「満室だよー」と言われた。だがHotels.comのことを話してみたところ果たしてやはり予約は届いていないという。まあ仕方ないよな。もう定員以上受け入れているので部屋は用意できないのだが、宿の皆さんは我々に同情していろいろと気付かってくれた。歩いて帰るのが大変だったら自転車貸してあげようか? とも言われたのだが、相方は身重なので自転車でごつごつと振動を感じながら何kmも走るのは無理だろうということで丁重に辞退する。ではということで情報収集がてら束の間の暖を取っていったらどうかとすすめられる。実はこのときまでテレビほとんど見ていなかったので、中継で流れていた映像のことなどいろいろ教えてもらい、被害がものすごいことを知る。まあこの時点で東京に伝わっていたのはその中でもごく一部だったことが後にわかるのだが。いろいろ親切にしてもらったので、今度誰か東京に来るときには紹介して使ってもらおうと思った。ということでここも出る。

この時点で相方はもう家に帰るのはあきらめた方がいいだろうという感じになった。ここまで歩いて来た道を引き返して会社に戻り、そこで夜を明かしてもらう外なさそうである。そこまで送り届けてから私はネコたちの様子を見るために自宅に徒歩で帰ることに。地震発生以来これまでずっと、今晩これからどうなるのかがよくわからずに不安定な精神状態を続けていたが、ようやく方針が固まったことでものすごい安堵感があった。会社に泊まるとか10km以上を歩いて帰るとかいうのはもちろん大変で、うまくいってよかったという感じではないのだけれど、宙ぶらりんの状態から解放されてやることが決まるというのはこんなにも安心するものなのである。この精神状態は興味深かった。

あと少し続く。

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