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2013-04-29

お店の選び方 (3)

04:06 | はてなブックマーク - お店の選び方 (3) - ogijunの日記 お店の選び方 (3) - ogijunの日記 のブックマークコメント

前回書きっぱなしたのが実践編と言いつつ全然実践にならなかったのでもう一度。ケーススタディをやる。ここで愕然とするのだが、最近忙しくてあんまり娯楽に時間を使ってないんだよね。むしろ食事の時間がいちばんの娯楽である。でもまあ無理矢理考えるのだ。知っている人も多いと思うけど荻野は本をたくさん買う。そして実は無趣味人間であるので読書ガンプラ制作くらいしかヒマな時間にやることがなかったりする。ともあれ本を買うのが主要な娯楽である。一応長いこと月5万円という予算を設けてじたのだが、最近は置き場所の問題で自粛しなければならずその他様々な事情もあって予算も2万円に縮小している。では余った予算はどう使うのだ? そうだ食事だ。読書自分日常的な娯楽であるとするとそれに匹敵する金額を食事に使ってもよいのだ。ということで月に一度くらいは1万円以上2万円以下くらいのものを食べることにした。そういえばかつて暇だった頃はライヴハウスとか小劇場に行くのが趣味だった。フライヤー見てふらりと行くのであるチケットは2000円くらいから5000円超えまでいろいろである。年間100本くらい行ってた。なんとなく5000円くらいまでなら日常的に食べてもよさそうだ。

まあ昔からこういうロジックを持って行く店を決めていたというわけではないのだが、不思議とこのへんに落ち着いていたのだ。そんな昔のことを思い出しつつここでようやく、客単5000円未満くらいのふだん使いのお店と、たまーに行くとよろしい1〜2万円のお店を紹介しよう。宣伝も兼ねる感じ。

アジル・ジョーヌ

食べログアジル・ジョーヌ

エル ブランシュ

食べログエル ブランシュ

この2つは系列である麻布十番の同じビルの5Fと9F(屋上)にある。屋上の方がふだん使いね。もともとは5Fの Aile Blanche が先にあった。小さなお店であるがきちんと筋の通った本格的な食事ができるレストランである。このお店をどうやって見付けたかというと、私はかつて大井町に住んでいてランチによく大崎あたりまで来ていてゲートシティでごはん食べたりしていたのだが、ゲートシティ地下にあったラフェ・クレールというフレンチのお店が不意打ちのように美味しかったのだった。それからしばらくして、あるときふと気になって調べたらmixiの食べ歩き系コミュでそこの小川シェフにいろいろ特別な料理を作ってもらったりしてた記録が出てきたりした。参加したくなったのだが気付いたときにはしばらく開催される予定がないようだった。その後またしばらくして思い出し、食べ歩き仲間(いるのだ)にそのことを伝えてみたら小川シェフはもうラフェ・クレールを辞められて自分のお店を麻布十番に出したという。そうしてたどりついたのだった。ラフェ・クレールよりも全体的にお値段は高めになり、当時の私としてはかなりどきどきしながら食べていたので、小川シェフのお料理は私のフランス料理の素晴しい入門になった。アジルジョーヌの方はまたその何年かあとに出店されたんだけど、その頃には5Fに度々行くようになっていたので開店からいろいろお話を聞いたりすることが出来た。こちらはブラッセリーで気軽に行けるのだけれど、5Fと食材シェアしていたりしてかなり贅沢なのである価格帯は全然違うのだが同じシェフが全面プロデュースしており、気に入った店と同じ人がやってるわけだからハズレる可能性は低いので安心して行くことが出来るのだ。ちょうどよくそタイミング仕事場が十番になったのでものすごく頻繁に通うことになった。

まあ別に想い出話をしたかったわけではない。お店を探すプロセスとして、お店の人と仲良くなって、新しく出店する別業態をお店の人から教えてもらう、ということを紹介したかっただけである。まあ途中にmixiとか挟まってるけどだいたいクチコミなのだ。ていうかこんなふうに書いてみたのは最近ぜんぜん行ってないかちょっと申し訳ない気持ちもあったからだったりする。興味を持ったら行ってみるといいと思うよ。これもクチコミである。予約のとき荻野名前を出すと通じると思う。

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2013-04-22

お店の選び方 (2)

04:25 | はてなブックマーク - お店の選び方 (2) - ogijunの日記 お店の選び方 (2) - ogijunの日記 のブックマークコメント

もう少し具体的なお店選択プロセスの話をする。実践編というやつ。食事というのは誰と(または何人で)いつどんなシチュエーションでやるかによって全く様相が異なるんだけど、これまでの議論から本日記においては全ての食事は娯楽であり楽しみであるという立場を取っているので、今後も楽しみのための食事に限定する。

実践編の第一はどうしても避けて通れない問題である価格帯について。お金にたいして全く心配をしなくていいという人(なってみたい)は気にしなくていいのだろうがほんど全ての人はそうではない。というか私がそうではない。娯楽のための食事にはいったいどれくらいお金をかければいいのだろうか? どれくらいならそれが自分に見合っていると言えるのだろうか。例えばフランス料理レストランだけをとっても、ディナで2000円台でプリフィクスのコースを提供するところもあればワイン代も入れて5万円/1人超えなんてところもある。高いお店の方がいいに決まってると単純に考えられるわけでもない。例えば客単価3万円を超えるような高級店ではお客さん側にも服装やマナーでそれなりの振るまいを求められるので、そういったことを楽しむ余裕がないとかえって大変になってしまう。ただこのへんが難しくて、中途半端に高いお店よりも突き抜けてむっちゃ高いお店の方がむしろ緊張は少なかったりすることもあるので油断ならない。そもそも食べることを趣味とするものでなければいくらくらいでどんな思いが出来るかという感覚も肌でわからない。気にせずのべつまくなしに食べるタイプ(おれおれ)ならともかく、ごくたまーにちゃんとした食事をしたいという人がどれくらいの価格帯のお店を選ぶのか? これはかなり難しい問題であるグランメゾンレストランは高いので安いビストロやブラッセリーに行きなさいというような単純な話ではない。高いビストロもいくらでもあるしレストランだけど安いところもある。これはジャンルの違いであって価格帯の話とは独立して考えるべきである。ともかくその難しい問題であるところの価格帯の選択であるが、私は最近これについてベンチマーク発見した。

どのようにして自分が一回の楽しみのための食事に使うお金を決めるのか。私が見出した公式はこれだ。あなた日常的にもしくは非日常的に摂取する娯楽とそのために使うお金を思い浮かべてください。それと匹敵する金額が、日常もしくは非日常の楽しみのための食事の適正価格です。以上。

お芝居をみるのが好きだとする。チケットも高いのは1万円以上する。年に数回そういったお芝居に行くのが趣味だという人はそれくらいのお店を狙えばいい。歌舞伎日常的に行ってますかいう人は日常的に客単2万円のお店に行ける。人気のある劇団チケット争奪戦に慣れている人なら、予約困難店の攻略も容易いだろう。実は日本フレンチの予約困難店というのは発売日に即日完売するような有名劇団のお芝居と同じ価格帯に集中しており、もう少し高いレンジになると予約も取りやすくなるのだ。そういったことも含めて、レストランで素晴しい料理をいただくという体験は素晴しい舞台を見るという体験に酷似している。役者脚本演出舞台全てが調和してそれが観客に届けられて舞台が完成するように、料理も素材メニュー調理にお店のハコが全て調和して食べ手である私たちに届くのである。あ、話がそれそうだからこの件についてはまたあとで書くとして、とにかく自分がいちばん親しみのある「快適な時間の過ごし方」を想像してそれにかかっている金を計算するのだ。それで行くべきお店の価格帯が決まる。6,000円のチケット買ってコンサートしょっちゅう行っててかつ年に1回くらいは外タレとかフェスとかで数万円使うかもという人なら日常は数千円でお誕生日とかの気合い入るときは数万円で良い。数千円のコンサートが年に1回だったら、お誕生日も数千円がいい。お芝居だのコンサートだのに限らない。年に2回コミケ10万円ずつ使いますそれ以外には特にお金は使いませんねえ、とかいう人なら食事に年間20万円使ってもいい。実際には1回の食事で10万円は大変だろうが。むしろコミケ10万使う人は日常的にも毎月万単位で買い物してそうだな、とかそういう話をはじめるとまた話がずれそうなのでやめる。そういった娯楽鑑賞の趣味がないとする。でも例えば2時間12,000円の整体に定期的に通っているとしたら同じような2時間12,000円のコース料理をたのしめるはずである

上記の公式は自分で言うのもなんだがかなり妥当だと思われる。ここでもう一度強調しておきたいのだが、この日記では食事は娯楽だという立場を取っているということである。よくよく考えるとこれは食事の値段の算出方法というよりは、どんな娯楽であっても単位時間あたりにかかるお金はその人にとって一定である、ということを言っているに過ぎないのである。人はその人に見当った量のお金単位時間あたりに消費しているという、ごくごく当り前のことを再確認しただけだったかも知れん...。

ぜんぜん実践的にならなかったので続く。

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2013-04-18

お店の選び方

11:40 | はてなブックマーク - お店の選び方 - ogijunの日記 お店の選び方 - ogijunの日記 のブックマークコメント

シェフの話というかレストランの話改め、食事に行く店をどうやって選ぶか? ということについて。もちろん自分が好きな店に行くだけなんだけど、東京では毎年数え切れないほどの店が開店してまた数え切れないほど閉店してゆくので、そんな中で好きな店よく行く店というのも少しずつ入れ換わっていかないといけない。そもそも自分の好みも時とともに変わっていくし。で閉店する場合は仕方がないとして新しく行くお店をどうやって見つけるかがポイントになる。

それで私はほとんどがクチコミが8割くらい、残りがそれ以外である。ここでのクチコミというのはネットクチコミサイトかのことではなく、リアルコミュニケーションであるところのクチコミである。お友達の誰々が言ってたあの店とかどこどこのお店のなんとかさんが言ってたあの店とか。食べログだのなんだのは、全体的な傾向(いまこんな感じの店が増えてるんだー)を知るにはとても有用なんだけど自分とか一緒に食べる予定の誰か特定の人とかを思い浮かべながら行きたい店を決めるのにはほとんど役に立たない。厳密に言うと役に立つこともあるんだけどGoogleがない時代インターネットみたいな役目になってしまう。ぶわーーっと網羅的に読んで検討するというような使い方である。いちおう教えてくれなくてもいいという意味Rettyにも言及しておくと、全く変わらない。というか単にユーザが少なくて検索性や網羅性が悪いだけの劣化コピーなっちゃってる。それだったら食べログを見まくる方がまだいい、となる。クチコミの対象は信頼できる食べ歩きともだちの他、お店の人から聞いた噂話というのも重要である

クチコミじゃない残りの2割くらいについても少し書く。これは雑誌とか書籍とか、特にシェフオーナーが自ら書いている本が重要である。どういう想いでお店や料理を作っているかダイレクトに伝わってくるものが良い。単著が出るとなると必然的にベテラン側に偏ってしまうので、若手を発掘するのは雑誌の記事が中心になる。前から再三書いてるけど月刊専門料理特に役に立つ。でもまあ他にもいろいろ参考にする。専門料理の他に私が好きなのは料理通信と味の手帖。他にもいろいろ買う。

なんかもやっとした話になってきたのでもう少し実践的な話をあとで書こうかな。続く。

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2013-04-15

人の好み

11:56 | はてなブックマーク - 人の好み - ogijunの日記 人の好み - ogijunの日記 のブックマークコメント

はてなjkondoさんが好みについて書いていた。どうでもいいことであるがこの方は下の名前が私と同じでしかも生まれた年も同じなのでめちゃめちゃ親近感がある。それはともかく、書いてたのはランチに行くときの店で洋食を選ぶか和食を選ぶかみたいな話なのだが、私はいまはとにかく食べるならフレンチが圧倒的に好きなんだけど、映画ならほぼ洋画しか見ないし読む本もほとんどが翻訳ものだし仕事プログラマだけど技術的には2.5流くらいなので売りになってるのは時間差輸入業的なところくらいであって洋モノ指向であることはまあ間違いないかなー。そう言われればそうかも。でもお能は好きだ。この分がごくたまーに行く日本料理にあたるかな。和食でも大事にしてるのは懐石料理で、鮨天ぷらの類はそんなに通っていないのが歌舞伎じゃなくてお能なところにあらわれているかも知れん。もし荻野ランチでもごちそうしてくれるという稀有な方がいらっしゃったらフレンチだとよろこびますよ。イタリアスペインでもいいけど。この話もオチはない。

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2013-04-10

最近のウェブ開発

21:35 | はてなブックマーク - 最近のウェブ開発 - ogijunの日記 最近のウェブ開発 - ogijunの日記 のブックマークコメント

いまインターネットサービスを作ろうとすると、Google AppsとかGitHubとかAWSとかNew RelicとかTreasure Dataとか安くて、ヤバく便利なサービスがたくさんでてきている。

でも、肝心のサービスサーバ側だけなくて、iPhoneアプリとかAndroidアプリとか作らなきゃいけなくて、前はPHPエンジニアひとりでもサービス作れたのに(まさに僕がそうだった)、いまは結局いろんな言語ができないと(or 体制がないと)いけなくなってる。

この状態はどう考えても非効率だと思う。

久しぶりに起業してみて

これ、まあたしかにそうだなーと思ったんだけど、一方でその挙がってるものひとつひとつ学習コストものすごく下がってるし、サーバとか回線とかの心配はしなくてよくなってるし、圧倒的に効率よくなってるところもめちゃある。10年以上前PHP習得するのと苦労の総量では大差ないんじゃないかなあ。いずれにしてもすごい時代になったなあとは思う。これからもしばらくいろいろ動いてくだろうから楽しみだ。というかこれを苦労すると思うか楽しみだと思うかでだいぶ違う気がする。

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2013-04-07

シェフの話 (4)

01:02 | はてなブックマーク - シェフの話 (4) - ogijunの日記 シェフの話 (4) - ogijunの日記 のブックマークコメント

なんか最初にこの話を始めたときに何を思っていたのか既に忘れてしまったのですが、いつのまにか料理人プログラマが似ていることを説明するシリーズみたいになってるのでそのまま続けます。その前に、いまさらであるが用語解説から。ここで言っているレストランとかシェフかい言葉に注意していただきたい。荻野場合レストランと言ったときは狭い意味ではフランス料理レストランのことであるビストロとかブラッセリーとかは含まないのであるがそれは今回の本論ではないのでまた別の機会に書く。同様にシェフというのはフランス料理料理人であるレストラン料理を統括している立場の人を指す。もう少しだけ広い意味になるとフレンチに限らずレストラン形態のお店、典型的にはイタリアンリストランテやそのシェフを含むという意味になる。いずれにしろ外食一般のことではないし料理人一般のことでもない。それをふまえて取り上げてみたいのが、日本人トップシェフがほぼ必ず経験している「フランス修行」というものである

多少なりとも名のある店のシェフには、ほぼ間違いなくフランス修行経験がある。ガイドブックなどにはどこそこの店でスーシェフ(副料理長)を何年やってたというような情報が記載される。大抵は修行中の身でフランス(ないしはイタリアスペインなど)に旅立ち、凱旋帰国した後に満を持して自らのレストラン開業するのである。あるときから私にはこれが「シリコンバレーに行く」というようなものに見えてしまっている。もちろんフランスに行かなくてもフランス料理修行は出来る。でも行かないとぜったいにわからないような空気感だとかエコシステム恩恵だとかはやはりある。戻ってきたあとのその人のあり方はその体験が色濃く反映されたものになる。というか我々の業界でのシリコンバレーの特別さは料理世界フランスがかくあるごとくてあるというか。向こうで修行どころか第一線の☆付きになっちゃう人もいるし、気合い入った修行じゃなくてなんちゃってな感じのツアー場合もあるし、はたまた全く行かないのにすごいやつというのももちろんいるし。

ちなみに荻野が季節毎に行くようなレストランを気に入っている順に上から10軒くらいとってきてもフランス経験のないシェフというのはいない。修行どころか現地で長くシェフをやってましたなんて人もいる。彼らの料理を食べるたびに日本でこんなものがいただける自分はしあわせだと思うのである

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2013-04-04

まともな食事 (4)

19:01 | はてなブックマーク - まともな食事 (4) - ogijunの日記 まともな食事 (4) - ogijunの日記 のブックマークコメント

間が空いたけど続き。自分で作るのでもなく本気の外食でもない場合。お昼ごはんは問題ない。毎日1000円くらいで昼食を供給する体制がオフィス街ではまあまあ整っている。いま仕事してるあたりだとそれなりに日替わりでいろいろ行くところ考えて食べられる。問題は晩ごはんである。けっこう選択肢少ない。ファストフードファミレス中華料理屋とかばっかりである大戸屋とかぎりぎりOKなんだけど2日続いたりすると殺伐として気分になってくる。そのへんを避けてまあまあ満足するものを食べたいとすると客単価も3千円くらいにはなっちゃうかなあ。本気外食の下限くらいまで来てしまうのである満足度の差をふまえるとそれくらい出すなら本気外食した方がいいや、とかなってくる。実は本気外食とそれ以外の外食に違いはなかったのだ。これは考えてみたら当たり前である。食事を提供する側にとっては、食べる人間たまたまふらっと来たのか本気で来たのかとかはあんま関係ない。その店がその値段で出せるものを出すのである。食べ手の方はそれを勝手にこの店に行くときは本気とか考えてるだけなのだ。結論としては、本気の外食でも使うようなお店にふらっと行く、というのがふらっと食べるときベストプラクティスになってしまった。どうせそういうお店に行くんだったら最大限楽しんだ方がいいから、やっぱり事前に予約して本気で訪れる方がいい。早い話が、全ての食事が本気の外食になればいいということなのだ。前回の話とあわせると、これはつまり全ての食事が娯楽であるということでもある。私にとってのまともな食事とは、娯楽である食事のことだったのである

そういえば読んだ

14:49 | はてなブックマーク - そういえば読んだ - ogijunの日記 そういえば読んだ - ogijunの日記 のブックマークコメント

まともな食事についていろいろ書き始めた時点では、元になったちきりんさんの紹介してた本を読んでなかったんだけどその後さくっと読んでみた。

読んでみたらストレートマクドナルドとかタイソンフーズとかのことが書いてあるということがわかったのだった。学校給食栄養配分までロビー活動で変えてしまうというのがなかなかすごい。

ところで本の中ではAppleがフードメーカーだったらマクドナルドのように経営されていたのではないか? というようなテーゼが示されるのだがあまり同意できなかったかなー。結果として同じような帝国化がなされていたとしてもプロセスは全く違うのであるしかし逆にプロセスが違っても最終的には同じような帝国しか行きつかないとするとそれはそれで興味深い問題という気がする。まあいま言いたいのはそのことではなく、食物メジャーとか石油会社とかの巨大さやおぞましさにくらべてネットとかコンピュータとかの世界ものすごく平和に見えるのが印象的だった。GoogleとかAmazonとかも取り上げられてるんだけど、せいぜいあなたデータあなたのものではない、系統のものくらい。それはそれで重要なことかも知れないが同書の他の題材に比べてどうにも小粒に見えてしまう。Appleはある程度巨大に見えるけど。GoogleFacebook帝国感もちろんちゃんとあるんだけどおぞましさが薄いよね。ソフトウェア世界というものはそうやって派手さがない中でひたひたと革命が進んでいくのかも知れない。もうひとつ考えたのはインターネットを所有している人がいないということか。これもさっき言ったような感覚を後押ししてる感じがする。そのインターネットの所有者とか中心地とかについては別の本を読んでいろいろ考えたのであとで書きたい。

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